【QUICK Market Eyes 川口究】2024年の業績環境を巡っては、米利上げの効果が遅れて現れることや政策金利が高い水準でより長く据え置かれることによる影響がどの程度及ぶかが焦点となる。
■24年の米株式相場は過去最高値更新を巡り見方分かれる、日本株相場は円高に警戒感
FACTSETリサーチ・デスクによれば、11月30日時点でS&P500種株価指数の構成銘柄における個別企業の調査・分析に基づくボトムアップの1株利益(EPS)は246.30ドルと過去最高になる見通し。ただし、これまでの傾向をふまえるとこうした見通しは過大評価に陥る可能性があるという。過去25年でアナリストが1年...
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