【QUICK Market Eyes 川内資子】12月18~19日の日銀の金融政策決定会合を前に外国為替市場で円高・ドル安が進む可能性が意識されている。
円は14日に一時1ドル=140円台と7月末以来ほぼ4カ月半ぶりの高値を付けたが、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)と需給、テクニカルが総じて円の上昇余地とドルの先安観を裏付けている。日本株相場にとっては最近の日米の半導体株の上昇が支えとなる反面、円相場の動向が重荷となるリスクがしばらく残りそうだ。
最近進んだ円高・ドル安の主因は日米の金融政策の方向性の違いだ。日銀の植田和男総裁が7日、「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」...

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