【QUICK Market Eyes 川内資子】米連邦準備理事会(FRB)の物価目標の達成が視野に入った状態で、米投資家はクリスマスを迎えた。12月22日にFRBが重視する物価指標である米個人消費支出(PCE)物価指数の11月分が発表された。食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比3.2%上昇と上昇率は10月や市場予想(ともに3.4%)を下回り、2021年3月以来の小ささとなった。食品などを含む全体の指数は前月比では下落し、インフレ圧力の鈍化を示したと歓迎された。
【PCE受けFRBの物価目標に下振れリスクの声 株式への資金流入は加速】
パンセオン・マクロエコノミクスはPCEを受...

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