日本知財総合研究所 三浦 毅司 2023年、東京証券取引所では12月22日までに89社が新規株式公開（IPO）を果たした（テクニカル上場除く、TOKYO PRO Marketからの移行上場含む）。新規上場数は昨年から小幅減少したが、引き続き地政学的リスクの懸念や金利の上昇に伴う株式市場の不透明感などがあった中ではまずますの実績と言える。 新規上場を果たした89社を業種別にみると、従来通り最も多いのが情報・通信業の38社で全体の４割を超えた。次に多いのがこれも従来同様でサービス業の24社、3位は小売業の5社となった。 2023年は新規上場企業の業種が多様なことが特徴といえよう。金属製品、パ...
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