【QUICK Market Eyes 川内資子】年明けの米株式市場で主力ハイテク株への売りが鮮明になっている。今年に入りスマートフォンのアップルは5.5%安、ネット通販のアマゾン・ドット・コムは4.9%安となっている。2023年に大きく上昇した後で利益確定目的の売りが出やすく、昨年末にかけて楽観に傾いた投資家心理は修正されつつある。最近の米株高を支えた米長期金利の低下も一服しつつあり目先は軟調な相場展開になる可能性も意識されているが、四半期決算の発表を控えた米金融株を見直す動きが静かに進んでいる。
昨年のS&P500種株価指数は年間で24%上昇と堅調で、22年1月に付けた最高値(4796...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題