【NQNシンガポール=秋山文人】中国国家統計局が17日発表した2023年の国内総生産(GDP)は実質で前年比5.2%増となった。中国政府の年間目標である「5%前後」を達成した。今後の焦点は24年だ。構造不況に直面するなかで中国政府は5%成長の目標を掲げ続けるのか。
異例なことだ。
16日、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)の席上、中国の李強首相は23年の成長率が「5.2%前後になる見通し」と述べた。マーケットにインパクトを与えるGDPという重要指標の結果を発表前日に、それもリークではなく公の場で政府首脳の口から堂々と明らかにしたのは驚きだ。
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