【NQNシンガポール=秋山文人】インドネシアの金融・資本市場の変動が大きくなっている。主要株価指数であるジャカルタ総合指数は18日、7%安となる場面があった。通貨ルピアも弱含みが続く。資金流出への懸念が強まっている一方、米貿易政策による世界経済の不透明感もあって、同国の中央銀行は苦悩している。
ジャカルタ総合指数は年初からの下落率が20日時点で10%近くに達している。インドネシアルピアは年初は1ドル=1万6200ルピア程度だったのが、足元では1万6500ルピア前後に下落している。10年物国債利回りは2月下旬の6%台後半から7%台に上昇している。
株安・通貨安・金利上昇(債券価格は下落)の「...

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