【QUICK Market Eyes 川内資子】米株式相場の力強さが再び増している。1月19日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が2日以来ほぼ半月ぶりに、S&P500種株価指数は2022年1月以来ほぼ2年ぶりに過去最高値を更新した。AI(人工知能)関連の需要の旺盛さが業績を今後も押し上げるとの期待から半導体などハイテク株の一角への買いが勢いづき、相場を押し上げた。足元の世界の投資資金の流れをみると、米ハイテク株と並んで日本株に力強い資金流入がみられるのが大きな特徴となっている。
19日までの週は米半導体株の上昇が米株式相場をけん引した。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は週間で1...

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