【QUICK Market Eyes 川口究】インフレ鈍化によって米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げに転じ、米経済はソフトランディング(軟着陸)するというゴルディロックス・シナリオに懐疑的な見方が増えている。インフレ沈静化の停滞や米経済の底堅さを背景にこれまでのいいとこ取り相場の巻き戻しを警戒する向きが強まった。米利下げ期待が和らぐなかで高値更新を続ける米株式相場に一定の警戒感がにじむ。半面、日本株相場は相対的な優位性を保つとの指摘も出ている。
■逆ゴルディロックスへの警戒高まる、日本株には支えか
米株式市場で逆ゴルディロックス(適温)相場への警戒感が高まっている。米金融大手は直近数...

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