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債券持ち切り運用型ファンドが「進化」、新NISA仕様に

リスクをあまり取りたくない個人投資家に人気の「債券持ち切り運用型」のファンドが進化しつつある。これまで信託期間が5年程度の短いファンドが多かったが、5年ごとに区切った投資サイクルをつなげるかたちで信託期間を20年超に延ばし、新しい少額投資非課税制度(NISA)に利用できるよう仕様変更したタイプがもうすぐ登場する。

債券持ち切り運用型は、ファンドの信託期間中に償還が見込まれる債券に投資するのが基本的なしくみ。個別の債券がデフォルトしない限り、信託期間終了まで持ち続ければ元本が確保できるため、安定したリターンを得やすい傾向がある。預貯金の代替金融商品として主に銀行窓口で販売されることが多い。

今年1月から新しいNISAが始まったが、ネックになっていたのが短すぎる信託期間だ。新しいNISAの成長投資枠では信託期間が20年未満のファンドは対象にならないため、従来型の債券持ち切り運用型はすべて対象外だった。

「新NISA対応型」の第一弾になりそうなのは、HSBCアセットマネジメントが1月29日に新規設定する予定の「HSBCグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2024-01(限定追加型)<愛称:ますますグロタ>」だ。為替リスクを回避しながら、世界の企業が発行する残存期間5年以内の投資適格債に持ち切り運用をする。

従来型と違うのは、信託期間が20年超と長いこと。原則として約5年を1つの投資サイクルとし、それを4回繰り返すことで初めて新NISAの成長投資枠の適合条件をクリアした。投資サイクルごとの運用成果を分配金として支払うことをめざし、次のサイクルに移行するタイミングでコスト負担なしで途中解約したり、新規の購入申し込みができたりする一定の期間を設ける。

こうした動きは1本だけにとどまらない。ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが3月14日に設定予定の「GSグローバル社債ターゲット追加型2024-03<愛称:追加型ワンロード2024-03>」も同じような仕様のファンドで、すでに成長投資枠の対象商品として届け出を済ませている。「ますますグロタ」と同様に信託期間が約20年で、約5年ごとに持ち切り運用をする。為替リスクも取らない。今後も似たようなしくみの債券持ち切り運用型の新規設定が続く可能性がある。

債券持ち切り運用型ファンドは比較的安定した運用成果が見込めることから、過大なリスクを嫌う個人投資家や投資初心者から一定のニーズがある。一方、大きな利益は見込めず、新しいNISAを利用した場合の非課税効果は限られる。各投資サイクルの途中で解約する場合などには元本を割り込むこともある。こうしたメリットとデメリットをよく理解したうえで、自身の資産形成に活用するか否かを判断したい。


著者名

QUICK資産運用研究所 西本 ゆき


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