【QUICK Market Eyes 川口究】米10年国債利回りが2年国債利回りを下回る逆イールドが解消方向にあり、株式相場への影響を懸念する声が増えている。逆イールドは景気後退が始まる直前に解消されることが多い。景気後退が迫っている時は中央銀行が利下げし、短期金利が長期金利よりも下落してイールド・カーブが急になるブル・スティープニングが進むからだ。景気後退時には株式相場も軟調に推移する。
こうしたイールド・カーブの正常化に焦点を当てている投資家に、米大手金融は1992年の米大統領選でクリントン氏を勝利に導いた選挙参謀が用いた言い回し「経済こそが重要なのだ、愚か者」に沿ったアドバイスに従...

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