SBI岡三アセットマネジメントは1月31日、運用中の「日本好配当リバランスオープン」の販売を一時停止すると発表した。2月7日を最終受付日とし、新規の購入申し込み受け付けを取りやめる。
同ファンドは日経500種平均株価採用銘柄を予想配当利回りの高い順から70銘柄程度に投資する国内株式型で、20年近い運用実績をほこる。1月末時点の純資産総額(残高)は1826億円だった。
SBI岡三アセットマネジメントのプレスリリースによると、販売停止の理由は「直近の資金流入状況や投資対象の流動性等の観点から、当ファンドの純資産規模を運用可能な適正範囲に維持するため」としている。新しい少額投資非課税制度(NISA)の「成長投資枠」に採用され、年初から非課税枠を活用した資金が集中したことで投資対象の流動性が損なわれるおそれがでてきたとみられる。
また同社は、「ファンドの純資産残高の状況等を勘案しながら検討し、再開可能な状況が整い次第速やかにお知らせいたします」としている。
◇「日本好配当リバランスオープン」新規購入のお申込み受付一時停止のお知らせ