国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)のなかで純資産総額(残高)2位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」は、15日の決算で1万口あたりの分配金を前月の200円から300円に引き上げた。300円の分配金が支払われるのは21年12月以来、2年2カ月ぶりとなる。
同ファンドは、成長性が高いと判断される米国株式に投資するアクティブ型(積極運用型)で、毎月決算を行い、決算期末の前営業日の基準価額に応じて分配金が決まる予想分配金提示型。2月決算の基準価額は1万2740円だった。基準価額が1万2000円以上1万3000円未満の場合、分配金を300円支払う方針としている。
1月末までの過去1年間の分配金支払い実績は1800円で、分配金健全度(※)は100%だった。
※評価基点の基準価額で購入した場合の、分配金累計に占める運用成果を原資とした普通分配金の割合