【QUICK Market Eyes 片平正二】強い1月米消費者物価指数(CPI)を受けて米連邦準備理事会(FRB)の3月利下げ観測が後退しているにも関わらず、米株高が続いている。ある米大手証券は15日付のニュースレターで、最近の経済指標は、金融市場がソフトランディングのコンセンサスに疑問を持ち始めているという現実を意味していると指摘した。このような結果は、名目国内総生産(GDP)成長率の上昇を意味するため、「株式には強気だが、米国債には弱気になるだろう」とした。
FRBのパウエル議長が23年12月米連邦公開市場委員会(FOMC)の後の記者会見で政策転換を示した翌日、短期金融市場は24年の利...

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