【QUICK Market Eyes 川口究】米株式市場ではバブルへの懸念が根強く残る。S&P500種株価指数が過去18週間のうち16週で上昇し、1971年以来の記録的な株高となっているのを踏まえ、ある欧州金融大手は、「第二次世界大戦以来、4カ月以上にわたってこれほど急速に上昇したシナリオは2つしかない」と指摘。1つが新型コロナウイルスの感染拡大や世界金融危機など景気後退から抜け出しつつある時で、もう1つがIT(情報技術)バブル期だったと説明した。 足元では景気後退からソフトランディング(軟着陸)への期待が高まる一方、ごく一部の大型ハイテク株が相場をけん引している構図となっており、2つのシナリ...

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