【日経QUICKニュース(NQN) 張間正義】今につながる長期の米株高の起点になった日が15年前の2009年3月9日だ。08年9月に発生したリーマン危機から半年後に付けた大底に当たる。その後の米国株はほぼ右肩上がりで上昇してきた。足元で強まる特定少数銘柄への集中的な物色の動きは、今後数年間の期待リターンの低下を示唆している可能性がある。
■米S&P500種、大底から7倍
リーマン危機を含むGFC(Great Financial Crisis、世界金融危機)の逆風を受け、機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は09年3月9日に676.53と、1996年9月以来の安値を付けた。リーマ...

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