QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに3月29日に新規上場する、マテリアルグループ（156A）の概要を紹介します。
博報堂ＤＹが主要顧客、今後はデジタルマーケティング事業を強化
企業のブランディングを支援するサービスを手掛ける。顧客企業に対するコンサルティング、デジタルマーケティングなどをサポートする。売上高の９割弱（2023年８月期）を占める主力の「ＰＲコンサルティング事業」では、顧客企業に対してテレビやＳＮＳ（交流サイト）を活用したＰＲを支援する。主な顧客は博報堂ＤＹグループで売上高の15.7％（前期実績）を占めた。今後はデジタル広告の配信や出稿の代行などを手掛ける「デジタルマーケティング事業」を成長軌道に乗せる考えのほか、中小企業の広報・ＰＲの課題解決を支援する「ＰＲプラットフォーム事業」にも注力する。また、戦略的なＭ＆Ａ（合併・買収）により事業規模の拡大を目指す。
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