SBIアセットマネジメントが運用する「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド<愛称:SBI・V・S&P500>」の純資産総額(残高)が初めて1兆5000億円を突破した。21日の残高は1兆5071億円。2023年6月29日に残高1兆円に到達してから約9カ月で5000億円を積み増した。
米バンガード社の人気ETF(上場投資信託)「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」に投資し、米国の代表的指数の1つである「S&P500種株価指数(円換算ベース)」への連動を目指すインデックス型(指数連動型)ファンド。国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)のうち、インデックス型(指数連動型)では3番目の大きさをほこる。
同ファンドは、1月から始まった新NISA(少額投資非課税制度)の「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の対象商品であり、年初来の資金流入額は749億円(21日時点、推計値)だった。21日時点の1年リターンは53.27%で、好調な運用成績と主にネット証券を経由した堅調な資金流入が残高増加につながった。