【QUICK Market Eyes 滝口朋史】先週末にダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数が5営業日ぶりに反落した。それまで連日で最高値更新が続いたことで、利益確定や持ち高調整目的の売りが優勢になった。米FACTSETによるとS&P500採用銘柄の1年先の予想1株利益(EPS)に基づくPER(株価収益率)は20.9倍と、過去5年平均(19.0倍)や過去10年平均(17.7倍)を上回っており、バリュエーション(投資尺度)面での割高感が意識され始めた可能性もある。
とはいえ、多くのアナリストは相場の先行きに弱気というわけではない。アナリストの1年先のS&P500の予想を集計すると558...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題