QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに4月16日に新規上場する、Will Smart（175A）の概要を紹介します。
ダイヤ情報などの情報配信システムを手掛ける
ゼンリンの子会社で、バスなど公共交通が抱える課題をデジタル技術を活用して解決するＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）ソリューションなどを手掛ける。ハードウエアを中心としたＩｏＴ（モノのインターネット）技術とソフトウエアの開発技術を持ち、これらを組み合わせてサービスを提供できることが強み。
創業当初から続く「総合情報配信サービス」では、バスターミナルや空港などの利用者に対してダイヤ情報や空席情報をデジタルサイネージに表示する情報配信システムなどを開発している。京王電鉄バスが運営する「バスターミナル東京八重洲」にもシステムが採用されている。
また、受託開発したサービスを自由にカスタマイズできるプラットフォームも展開し低コストでのＤＸ化促進を支援する。
主要顧客はＥＮＥＯＳで売り上げの２割強（2023年３月期）を占める。
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