【QUICK Market Eyes 永島奏子】海外での日本食の浸透を背景に、日本産の農林水産物や食品の輸出が拡大している。日本食の要「しょうゆ」を手掛けるキッコーマン(2801)はいち早く海外に進出し、現地でしょうゆ文化の定着と拡大を図っている。2024年3月期決算を発表後に同社の株価は下落したが、海外での長期熟成を糧に25年3月期は12期連続の最高益に挑む。
■食品輸出は過去最高
農林水産省の調査によると、日本の食品輸出は増えている。23年の日本の農林水産物・食品の輸出額は前期比3%増の1兆4541億円と過去最高を更新した。輸出額の約6割を占めるのが農産物だ。農産品にはブランドのある牛...

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