【QUICK Market Eyes 本吉亮】「eKYC(オンライン本人確認サービス)」市場が拡大している。矢野経済研究所によると、国内eKYC/当人認証ソリューションの市場規模は2019年度に15億円だったが、22年度には69億円に成長し、26年度には197億円に拡大すると見込んでいる。非対面でのオンライン本人確認の需要増加や、マイナンバーカードの普及などを背景に、金融機関のみならず幅広い業界でeKYCを導入する動きが広まっており、業界トップのELEMENTS(5246、グロース)が注目されよう。
eKYCとは、主要な身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)を用いて非対...
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