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大林組(1802) 中期的に建築工事の採算改善による営業増益基調の継続を見込む

QUICK企業価値研究所アナリスト 細貝広孝(2024/08/14)

・サマリー
 25/3期通期の連結業績に関して企業価値研究所では、1Q実績は想定の範囲内との見方から、売上高2兆4500億円(前期比5%増)、営業利益は930億円(同17%増)の前回予想(24年6月)を維持する。続く26/3期および27/3期に関しても、建築工事の採算改善による営業増益基調の継続を見込む。
 なお、25/3期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比18%増の5747億円、営業利益が同3.7倍の154億円だった。前年同期の完工粗利益率が低水準だった反動で利益面が大幅に回復した。

・アナリストの投資判断 ~利益成長を確認し、株価は上値切り上げを見込む
 当研究所では、同社の手持ち工事の採算改善が着実に進捗しているとみている。これを踏まえた当研究所の27/3期予想EPSから算出したPERは12.8倍程度となっており、建設セクターの予想PER12.0倍程度を上回っている。しかし、当研究所では実際に工事採算の改善により、利益成長が進捗することで、株価は水準をさらに切り上げる公算が大きいと考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

細貝 広孝

シニアアナリスト

建設・不動産・住宅・住設セクター担当


【プロフィール】
早稲田大学社会科学部卒業後、QUICKに入社。営業本部にてセルサイド・バイサイド向け営業、情報本部にてQUICKのオリジナルコンテンツである「QUICKデリバティブズコメント」プロジェクトの立ち上げなどに携わった後、03年にQBR(現QUICK企業価値研究所)に出向してアナリスト業務に従事。食品セクター、紙パセクターを担当し、現在は建設・不動産を中心としたセクターを担当。
訪問取材に加え、建設現場や住宅・マンション販売の現場、工場などに赴き、「現場の声」を聞き、「現場の温度」を感じながら企業分析・レポート作成に活かしている。


日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 建設・住宅・不動産専門部会 評価実施アナリスト


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