【日経QUICKニュース(NQN)】2月10日の東京株式市場で、大林組(プライム、1802)が後場に一段高となった。前週末比122円(5.85%)高の2204円まで上昇し、上場来高値を更新した。10日正午、2025年3月期の連結純利益が前期比71%増の1280億円になりそうだと発表した。16%増の870億円を見込んでいた従来予想から上方修正した。市場予想平均であるQUICKコンセンサスの945億円(1月27日時点、10社)も上回り、堅調な業績を好感する買いが集まった。 国内建設事業で大型工事の受注が増え、手持ち工事の採算性が改善している。海外建設事業でも採算が改善しているほか、円安効果で完成...
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