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トヨタ自動車(7203) 1Q実績は予想を上回る。会社計画より強めの今期営業利益予想を据え置く

QUICK企業価値研究所アナリスト 小西慶祐(2024/08/15)

・サマリー
 25/3期通期の連結営業利益予想について企業価値研究所では、会社計画より強めの5兆円(前期比7%減)を据え置く。1Q実績は予想を上回ったが、仕入先の人件費上昇分をトヨタが従来想定以上に負担するリスクなどを考慮した。前期比較では、人・成長領域への投資が重く、営業減益となる見通し。ただ、2Q以降の為替レートの前提を会社想定より円安水準に設定したほか、原価低減が進んだHEV(ハイブリッド車)の需要は引き続き旺盛なことから、会社計画は保守的との見方を継続。26/3期以降は、HEVの増販などから増益基調へ復帰し、27/3期には過去最高益を更新する見通しとの見方を変えない。

・アナリストの投資判断 ~当面は円高リスクが嫌気され上値は重いとみるが、HEVの増販から中期的には反転を予想
 直近の株価に基づく25/3期の当研究所予想PERは8倍。セクター平均とおおむね同水準にあり、割安感はない。当面は、為替の円高リスクが嫌気され、上値は重いとみる。ただ、HEVの増販などから26/3期以降は増益基調への復帰を想定、中期的には株価反転を予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

小西 慶祐

チーフアナリスト

自動車・自動車部品セクター担当、投資戦略

 

【プロフィール】

早稲田大学政治経済学部卒、在学時には、早稲田大学ア式蹴球部所属。国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。みずほ信託銀行を経て、現在に至る。
体育会系で培った足腰の強さを武器に、数値分析だけでなく、個別取材や国内外での工場視察といったフィールドワークによる「生の情報」を大事にしながら、対象企業を判断することを信条とする。また、セルサイドとバイサイドをともに経験したことを糧として、弊社の特長である中立・公正な立場でレポートを執筆することを心がけている。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 自動車・同部品・タイヤ専門部会 評価実施アナリスト


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