【NQNニューヨーク=戸部実華】米連邦準備理事会(FRB)は9月17~18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。今会合では4年半ぶりの利下げを決める公算が大きい。焦点となるのは、その利下げ幅だ。通常の0.25%か、0.5%か、市場の見方は割れている。今後の政策運営を巡り、会合後に公表される景気・物価や政策金利見通し(ドットチャート)、パウエルFRB議長の記者会見にも関心が集まる。
インフレの鈍化傾向や労働市場の軟化などを受け、市場は利下げ開始を織り込んでいる。パウエル議長も8月の講演で「政策を調整すべき時が来た」と認めていた。利下げは新型コロナウイルスの感染拡大のショックに見舞われた2...
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