9月の国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)は、設定額から解約・償還額を差し引いて1兆1363億円の資金流入超過(QUICK資産運用研究所の推計)となった。8月の1兆3377億円(確報値)を下回り、今年に入ってから最も少なくなった。
1月に始まった新NISA(少額投資非課税制度)などが追い風になり、年初から毎月1兆円を超える資金流入が続いている。月間で今年最高は7月の1兆8367億円(確報値)。株式相場の乱高下や円高進行もあり、8月と9月は2カ月連続で資金流入の勢いが鈍化した。