野村アセットマネジメントが運用する「米国株式配当貴族(年4回決算型)」の純資産総額(残高)が初めて3000億円を突破した。17日時点の残高は3010億円。
2018年11月に運用を始めたこのファンドは、米S&P500配当貴族指数(配当込み・円換算ベース)への連動を目指すインデックス型(指数連動型)。同指数はS&P500構成銘柄のうち、25年以上連続して増配している銘柄で主に構成される。
新NISA(少額投資非課税制度)では「成長投資枠」の対象となっている。24年10月17日時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は24.5%。月次ベースで21年5月から資金流入が続いている。好調なパフォーマンスによる基準価額の上昇や、継続した資金流入が残高を押し上げた。