【日経QUICKニュース(NQN)】11月19日の東京株式市場で、GMOフィナンシャルゲート(GMO―FG、グロース、4051)が大幅に反発している。前場に制限値幅の上限(ストップ高)にあたる前日比1000円(15.36%)高の7510円をつけた。18日の取引終了後に、発行済み株式総数(自己株式を除く)の0.88%に相当する7万4000株、金額で5億円を上限とする自社株買いを発表し、好感する買いを集めている。
自社株の取得期限は19日から12月30日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を進めるほか、株主還元の一環としている。12日に2024年9月期の連結決算を発表した後、株価は翌13日に大幅安となるなど足元の株価は調整色を強めていた。今回の自社株買いの規模はさほど大きくないものの、見直し買いや自律反発狙いの買いを誘うきっかけになったようだ。