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ライオン(4912) 一般用消費財部門の収益性改善が想定以上に進む

QUICK企業価値研究所アナリスト 伊藤健悟(2024/11/25)

・サマリー
 24/12期通期の事業利益について企業価値研究所では、従来予想を240億円→250億円(前期比24%増)へ引き上げる。一般用消費財部門は事業譲渡などが影響して減収となるが、値上げなどによる収益性改善が想定以上に進んでおり、事業利益は従来予想以上に増加する見通し。海外部門なども伸長し、連結全体で大幅な増益となろう。続く25/12期以降も、高付加価値製品の拡大と海外部門の成長などで事業利益の拡大が続くと予想する。

・アナリストの投資判断 ~収益性改善を受け、株価は引き続き上昇へ
 同社の株価は24年8月に一時急落したものの、上期の決算内容が好感されてその後一転して急騰。大企業に特化した投資ファンドによる出資などもあり、足元にかけて年初来高値の更新を続けている。直近では当研究所の25/12期予想連結PERで24倍台と、過去の平均並みの水準にある。一般用消費財部門の収益性改善が着実に進んでいる点などを考慮すると、過去の好調時の水準である28倍程度の評価は可能であり、株価は引き続き上昇に向かうと予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

伊藤 健悟

チーフアナリスト

化学・繊維・トイレタリー・電力・ガス・石油セクター担当、投資戦略


【プロフィール】
大阪大学経済学部卒業。山一證券入社、メリルリンチ日本証券を経て、現在に至る。
山一證券在籍時は個人向け営業に従事。マクロ、ミクロの両面からの事業環境・経営状況の分析に加え、その際に培った個人投資家の視点も重視しつつ、レポートの作成や講演などを行うことを心がける。


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