【日経QUICKニュース(NQN)】加藤勝信財務相は12月24日午前の閣議後記者会見で、外国為替市場で円安基調が続いていることについて「これまでとスタンスは変わらない。行きすぎた動きには適切に対応をとりたい」と述べた。為替相場については「ファンダメンタルズ(基礎的条件)を反映し安定的に推移するのが重要だ」としたうえで「投機的な動向を含め、市場動向を憂慮している。足元では一方的、急激な動きがみられる」との認識を示した。
為替介入を含む米通貨当局との関係については「一般論として、当局間の連携を引き続きしっかり取っていきたい」と語った。