【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 穂坂隆弘】外国為替市場で円の対ドル相場の動きが激しさを増した。9日の日中値幅(高値と安値の差)は4円21銭まで拡大し、昨年9月27日以来7カ月ぶりの大きさとなった。トランプ米大統領が9日、発動したばかりの相互関税の上乗せ部分について一部の国・地域に90日間の一時停止を許可すると発表し、円相場の乱高下をもたらした。金融・資本市場は急転、運用リスク回避(オフ)ムードが一服している。
9日の円相場は1ドル=147円台半ばに下落した。米国の関税政策が中国などとの関税の応酬を招き世界経済が冷え込むとの警戒感から一時は144円ちょうど近辺まで買われたが、ト...

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