【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】9日のニューヨーク外国為替市場で円相場は急落した。一時は1ドル=148円20銭台と高値(143円99銭)から4円超も下げた。トランプ米大統領が一部の国や地域に対する相互関税を90日間停止すると表明し、市場のリスクオフ(回避)ムードを和らげたためだ。米政権による関税政策の「朝令暮改」は見慣れた景色だが、市場では「今回は金融・資本市場の混乱を目の当たりにした米政府自らの『リスクオフ』の様相が濃い」との受け止めが出ている。
トランプ氏自身はどう認識していたのかわからないが、少なくとも市場関係者なら肝を冷やす場面が9日にかけて起きていた。たいていの...

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