【日経QUICKニュース(NQN)】日本格付研究所(JCR)は25日、LIXIL(5938)の長期発行体格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したと発表した。JCRはLIXILについて、国内外で住宅設備機器や建材需要が低迷しており、「業績の回復力が弱い」と指摘した。国内ではリフォーム需要の取り込みを強化し海外では構造改革を進めており、効果は生じているものの、欧州を中心に需要回復が思わしくない。販売数量の伸び悩みに加え、人件費や物流費のコスト高が重荷となっている。今後も同様の状況が続くと見込まれるとして見通しを修正した。長期発行体格付けは「シングルAプラス」で据え置いた。

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