【日経QUICKニュース(NQN)】格付投資情報センター(R&I)は1月7日、家庭用エアコンの富士通ゼネラル(6755)がガス給湯器大手のパロマ・リームホールディングスによるTOB(株式公開買い付け)などを通じた買収に賛同の意向を示したのを受けて、「TOBの成否とともに、富士通ゼの信用力への影響を確認していく」とのコメントを発表した。
富士通ゼがパロマからの資金提供を受けて富士通(6702)から自己株式を取得する過程で、資本負債構成が悪化する可能性があると指摘した。そのうえで、富士通ゼの格付けについて「パロマ・リームグループにおける位置付けや同グループ全体の収益・財務状況なども踏まえて判断していく」との見方を示した。