【NQN香港=山下唯】韓国では昨年12月の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による非常戒厳宣言をきっかけにした政治混乱がいまも続くなか、株価は回復基調にある。米株高などを受けた投資家のリスク選好意欲の高まりが追い風になっており、韓国総合株価指数(KOSPI)は今月上旬に戒厳宣言前の水準(12月3日の2500.10)を超えて22日には約2カ月半ぶりに2540を上回った。次の焦点は不透明感を強める国内景気に中央銀行がどう対応するかだ。
中銀の韓国銀行が23日朝に発表した2024年10~12月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率は前年同期比1.2%と、昨年11月時点の予測値(1.7%増)を下回...
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