【QUICK Market Eyes 弓ちあき】２月５日の東京株式市場で、三越伊勢丹ホールディングス（3099）が急落。一時下落率は前日比８％に達し、東証プライム市場の値下がり率ランキングで上位に入っている。４日発表した2024年４～12月期の連結決算は、純利益が前年同期比49％増の464億円だった。ただ25年３月期予想は据え置いており、目先の材料出尽くし感から売りが膨らんでいる。 インバウンド（訪日外国人）の回復で高額品を中心に売り上げが拡大した。年末商戦に向けたキャンペーンや品ぞろえの強化が奏功し、秋冬物の衣料品や化粧品などの売り上げも好調だった。 売上高は４％増の4174億円だった。...
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