【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】日本製鉄（5401）が6日発表した2024年4～12月期の連結決算（国際会計基準）は、純利益が前年同期比18％減の3620億円だった。鋼材の需要低迷や市況の悪化に伴い、主力の製鉄事業が低調だった。 売上高にあたる売上収益は前年同期比1％減の6兆5524億円、本業のもうけを示す事業利益は18％減の5661億円だった。出荷単価と製造時の原材料価格の間の利ざやである「メタルスプレッド」の悪化も響いた。 25年3月期（今期）の業績見通しは据え置いた。売上収益は前期比3％減の8兆6000億円、事業利益が23％減の6700億円、純利益は44％減の3100億円を見込む...
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