ドナルド・トランプ大統領は、4日に予定されていたカナダ、メキシコ、中国への制裁関税のうち、カナダ、メキシコに関しては30日間の発動延期を決定、結局、中国のみ10%の追加関税が課税された。これだと、単純計算で消費者物価の押し上げ効果は年0.2%ポイント程度と推計される。
メキシコ、カナダへの制裁関税が土壇場で延期になった背景には、中国と異なり両国が実は米国にとって重要な輸出先でもあることに加え、米国を含む世界の株式市場の反応が芳しくなかったことから、トーンダウンせざるを得なかった面があるかもしれない。
マーケットによる警鐘は、トランプ大統領の過激な政策に対する最も有効な抑止手段になり得るだろ...
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