【日経QUICKニュース(NQN)】米格安航空会社(LCC)のサウスウエスト航空は17日、全従業員の15%にあたる1750人を削減すると発表した。人員削減は上級管理職や取締役も含み、2025年4~6月期末までに完了する。構造改革の一環で、コストを削減して経営の立て直しを急ぐ。
ボブ・ジョーダン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、今回の人員削減が「当社53年の歴史において前例のない規模だ」と強調した。リストラ策によって今年は約2億1000万ドル、26年には約3億ドルのコスト削減を見込む。25年1~3月期には退職金などの一時的費用を6000億~8000億ドル計上する。