【日経QUICKニュース(NQN) 穂坂隆弘】米国向け輸出が大きく揺れている。日銀が2月25日に公表した1月の実質輸出のデータによれば、米国向けは前月比6.4%減と2カ月ぶりにマイナスとなった。不安定な動きにはトランプ米政権による関税強化の姿勢が影を落としている。景気減速も懸念され、米国向け輸出は弱含みが続きそうな雲行きだ。
日銀が推計する実質輸出指数(季節調整済み、2020年=100)の米国向けをみると昨年後半以降、前月比で大幅な増減を繰り返している。影響が大きい自動車輸出には台風による生産停止と挽回生産など供給側である日本メーカーの事情もあったが、足元でも昨年12月は大きく伸びて今年...

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