◎会社概要
多面的な不動産事業を手掛ける不動産の総合デベロッパー
分譲マンション開発を中核に、商業・物流施設、オフィス、ホテル、賃貸レジデンス開発など多面的な不動産事業を手掛ける不動産の総合デベロッパー。人々の暮らしを開発する「ライフ・デベロッパー」を経営ビジョンに掲げる。不動産の総合開発業者として、全方位の不動産ニーズに対応する体制を整備している。
同社グループの事業領域は幅広く、分譲マンション・戸建事業、商業開発事業、物流開発事業、賃貸事業、アセットマネジメント事業、ホテル開発事業などを展開する。21年に中部電力(9502)の子会社となった。中部電力グループの総合デベロッパーとして、中部電力グループとの共同事業も数多く手掛ける。
≫売上構成(24/3 期連結、外部顧客への売上高): 不動産販売事業84%、不動産賃貸事業15%、不動産企画仲介コンサル事業1%。
1995年に建築設計、施工管理会社を目的に大阪市で創業。翌96年、現商号の日本エスコンに変更するともに、不動産関連業務受託事業を開始。97年に「ネバーランド西宮駅前」プロジェクトに着手し、分譲マンション事業に進出した。2000年に東京支店を開設し、東京都国立市内に用地を取得。首都圏での分譲マンション事業に乗り出した。13年にエスコンプロパティを設立し、商業施設運営管理業務、ビル管理業務などを手掛ける。翌14年にはエスコンアセットマネジメントを設立してアセットマネジメント事業に事業を拡げた。18年に中部電力と資本業務提携契約を締結し持分法適用関連会社に、21年には第三者割当増資により連結子会社になった。
≫ビジネスモデル、事業戦略等
不動産の総合開発業者として、全方位の不動産ニーズに対応する体制を整備している。分譲マンションは自社を事業主として企画・開発・販売する。5大都市圏を中心に「レ・ジェイド」「グラン レ・ジェイド」のブランド名で展開する。分譲事業と並ぶ中核事業の位置付けで、自社ブランド「tonarie」シリーズとして地域密着型商業施設を開発・運営する。稼働中の商業施設を活性化するほか、商業底地開発などの事業も展開する。同社が保有する商業施設、商業底地、賃貸マンションの自社ブランド「TOPAZ」などの資産から賃料収入や配当収入などを得る事業も手掛ける。また、保有資産の価値向上を目的にプロパティマネジメント事業やアセットマネジメント事業を行い、不動産ビジネスを多面的に展開している。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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