【日経QUICKニュース(NQN) 大石祥代】カナダ流通大手アリマンタシォン・クシュタール(ACT)から買収提案を受けているセブン&アイ・ホールディングス(3382)を巡り、社債の投資家が憂き目に遭っている。財務の健全性が揺らぐとの懸念から既発債の価格が下落しているためだ。創業家の対抗案で一段と騰勢を強める株価とは明暗を分け、社債投資家は八方ふさがりの状態に追い込まれつつある。
日本証券業協会の売買参考統計値によると、セブン&アイが昨年11月に発行した10年物の普通社債(第19回、表面利率1.392%、償還日2033年11月2日)は価格が15日時点で98.38円だ。ACTの買収提案...

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