【QUICK Market Eyes 弓ちあき】3月18日の東京株式市場で、常陽銀行と足利銀行を傘下に持つめぶきフィナンシャルグループ(7167)が昨年来高値を更新している。17日に2028年3月期までに配当性向40%以上を目指すと発表し、配当での還元強化を評価した買いが集まっている。従来は総還元性向で40%以上を還元方針としていた。26年3月期から適用する。25年3月期の配当性向は28.3%だった。
同日発表した28年3月期までの中期経営計画は、最終年度にROE(自己資本利益率)は9%以上(25年3月期予想5.6%)、純利益で900億円以上(同560億円)を目指す。