【QUICK Market Eyes 上野航】3月21日の東京株式市場で、家庭用品大手の花王(4452)が下げに転じている。前営業日比1.18%高の6554円で前場を終え、後場に一時1.64%安の6371円まで下落した。米ブルームバーグ通信や日本経済新聞電子版が21日午後、同社が同日開いた定時株主総会で、社外取締役5人の選任などを求めた香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントの4つの議案から成る株主提案がいずれも否決されたと報じた。物言う株主であるオアシスの提案否決を受けて、経営改善や株主還元強化などへの思惑が後退し短期的に売りが優勢となる場面があった。