【日経QUICKニュース(NQN) 千葉由佳】資生堂(4911)株に復調の機運が広がっている。これまで足を引っ張ってきた中国事業に底入れの兆しが見え始めており、株価も今後の業績回復を織り込む動きが優勢になっている。11日に全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が閉幕した中国では、当局による内需振興の姿勢も確認された。中国の消費回復に加え、注力ブランドを絞り込む販売戦略の効果も寄与しつつある。国内外の企業業績に不透明感が強まっている足元の相場環境において、見直し買いを集めやすくなっているようだ。
中国事業や中国での免税品販売を中心とするトラベルリテール事業の不振などによる業績低迷を背景に、株価...

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