【NQNニューヨーク=矢内純一】トランプ米大統領が打ち出した相互関税が世界的な株安を引き起こしている。とりわけ米ハイテク株の下げがきつい。ナスダック総合株価指数は前週末に弱気相場入りした。「MAGA(米国を再び偉大に)」を掲げるトランプ氏の関税政策が、皮肉にも米国を代表する銘柄群を不利な立場に追い込んでいる。
前週末4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続落し、前日比2231ドル(5.5%)安の3万8314ドルで終えた。米国が相互関税を発表した後の2日間の下落率は9%を超え、世界の株価指数の中でも下げが目立つ。46%と世界でも高い関税が課せられたベトナムのVN指数よりも下落率が大きい。...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題