【QUICK Market Eyes 阿部哲太郎】4月8日の東京株式市場で、東京海上ホールディングス(8766)が急反発し、一時前日比14.28%高の5145円まで上昇した。地合い改善の中、国内外の金利上昇を好感した買いが優勢となっている。
8日の国内債券市場で長期金利は大きく上昇(債券価格は下落)した。指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.115%高の1.225%を付けた。リスク回避の動きが一服し、株式などへの資金シフトがみられた。東証プライム市場の業種別東証株価指数(TOPIX)で保険業は上昇率首位となっている。