【QUICK Market Eyes 本吉亮】4月10日の東京株式市場で、衛星の開発・運用を手がけるSynspective(290A、グロース)が急反発し、連日で上場来高値を更新した。中ごろにかけ制限値幅の上限(ストップ高)まで上昇した。航空自衛隊の入札案件受注を好感した買いが入った。
Synsは9日、航空自衛隊の入札案件である「宇宙システムにおけるセキュリティーガイドラインの作成」を受注したと発表した。防衛テックスタートアップのスカイゲートテクノロジズ(東京・渋谷)との共同実施で、契約金額は9999万円となる。技術と知見を生かして宇宙システムのセキュリティー向上に貢献し、より安全で信頼性の高い防衛システムの発展を支えるとしている。