備えなければ憂いあり オルカン一択やはり問題（マーケットエッセンシャル 前田昌孝）
（この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です）
内外の株式相場はトランプ米大統領が繰り出す関税政策をにらんで、乱高下が続いている。初心の投資家が激しい値動きに直面してわかるのは、「長期・積み立て・分散」の原則を守っていても、相場の急落には巻き込まれることだ。もっと資産分散が必要なのに、特定の投資手法だけを税制優遇する政府の施策が国民に過大なリスクをとらせている面もある。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は１９８７年のブラックマンデー（暗黒の月曜日）の大暴落や、２００８年のリーマン・ショックの場面で名言を残している。「皆が貪欲なときには臆病に、皆が臆病なときには貪欲になれ」という...
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